2019.02.02

形から入る

こんにちは。浜松市南区高塚町の自転車屋さんbicycleNOUERCAFEです。

NOUERCAFEは、JRの高塚駅から歩いて3〜5分の少し奥まった場所にあります。建物や有料パーキングを利用する車車車の影になっていて見つけにくい所です。高塚駅がリニューアルされたこともあって、この高塚から可美地区をもっとよい街に変えてゆこうという動きは少なからずあります。NOUERCAFEは、そういう時代に生まれました。ただそこに暮らすだけでなく、しっかりとその変遷を見てゆこうと思います。

何かを始める時、形から入るという表現をよく見ます。これ案外大事な側面を持っていると思います。

私は最近、薪ストーブの薪を調達するためにチェンソーを手に入れました。メーカーのカタログやWebサイトには、道具に混じって防護服なるものが紹介されています。森林に分け入り伐木作業をするイメージでしょうか。郊外で造材作業をするだけならそこまで本格的な用具は要らないかな、と思ってました。でも実際に作業してみるとソーチェンって、動いてなくても触れるだけで衣服など簡単に切れてしまいます。怪我をする前にと考え、防護服を一式購入しました。かなり思い切った出費でした。

私はプラントエンジニアと呼ばれる仕事をしてきましたから、安全は全てに優先する、という考え方が身に付いています。作業するときの服装を含め『形』をバカにしてはいけないんです。姿勢とか手順とか安全を守るためのルールや形、基本作業と呼ばれるものは、バカが付くほどに徹底しても足りない。そういうものです。

よく駅員さんが、大きな声で指差呼称をしてますよね。あの大きな声、最初はなかなか出ないものです。指先にも力が入らないものです。でも慣れるとあれ、日常生活でも自然とやってたりします。長期休暇の前には交通事故防止の術として、指差呼称運転なるものを指導されます。声に出すだけでも効果あります。操作の前にひと呼吸置くことで余裕も生まれます。

クルマの運転というものは、唯一と言っていいほど、絶対にリスクを取ってはいけない行為です。例えば、一旦停止でも、ここは見通しがいいからとか、毎日通る場所だしとか、おかしなマイルールを作ると、つまり例外を作ると、必ずどこかで災害に繋がります。ヒヤリハットで済んでいるうちに見直しましょう。ヒヤリと感じない人には、馬の耳に念仏でしょうか。

長くなってます。

で、ようやく自転車です。

自転車にも、専用の服装や用具があります。代表格がヘルメットですね。あとアイウェア(サングラス)とかグローブとか、シューズやパンツ・ジャケットなどいろいろあります。それぞれに意味や目的があってデザインされています。なので使い慣れると手放せません。快適さは、安全に繋がる大切な要素です。

また、本など見ると、手信号の事も書いてあります。自動車のドライバーさんとコミュニケーションを取るために大切な『ツール』です。私はこう動きますよ!こう動きたいです!という意思表示は自分の身を守ることに繋がります。

だいぶ回り道しました。

本格的な道具、用具、姿勢、作業手順、などなどの『形』は、プロならではのものではありますが、その反面、プロではないからこそビギナーだからこそ、頼りになるものなのです。未熟さを補ってくれるからです。

何でもかんでも、お値段までプロフェッショナルなものを使えという意味では、もちろんありません。いつでもどこでも原理原則を押し通せというのでもありません。

それらが存在する意味を、よく知りよく考えましょう。可能なら、使えるものは使いましょう。ということです。お店の人や、先輩、仲間に教えを請うのがいいと思います。顔の見える人たちに相談することです。決してネットで得た情報だけで行動してはいけません。経験値の高い人なら必ず丁寧にこちらの立場に立って教えてくれるはずです。プロって、そういう人のことでもあるんですね。きっと。

意外な所に着地しました(笑)