2019.03.21

人・春の景色

こんにちは。浜松市南区の自転車屋さんbicycleNOUERCAFEです。

4月を迎えます。進学や就職などで出会いとお別れが交錯する、1年の間でも特別な時期です。社会人の方も、転勤などで顔ぶれの変わる時期ですね。特に若い人たちのなかには、人間関係の構築に思い悩む方も多いでしょう。

それなりに長い時間を生きてきた者としては、そういう若者の悩みに、つい分かったような事を言ってしまいがちですが、人の想いというものは、時にその者にしか分からない面を持っています。

もし誰かに話すことで少しでも気持ちが軽くなるのなら、そのまんまを受け止めてあげたいと、NOUERCAFEはそう想います。

昨日初めて訪れてくれたお客さまも、進学で浜松を離れ、久しぶりに帰ってきたところでNOUERCAFEを見つけて立ち寄ってくれました。

この春卒業したお客さまも、地元を離れてゆく友達が多いと寂しがっていました。

どちらのお客さまも、同じように『帰ってきてくれればいいのだけれど』とおっしゃってました。

私も概ね30年ぶりに、浜松に戻ってきた人間です。

歌のセリフではありませんが、都会の暮らしにちょっぴり疲れて『帰りたい』と強く思った時期もありました。

先ほどの、お客さまの言葉に『仕事があればいいのだけれどね』と応えましたが、それよりもおそらく、一番大事なのは、『あの街に帰りたい』という想いだろうと、今そう思います。その強い想いがあれば、人は帰ってくるだろうと思います。

知らない街で働いたり、暮らしたりするのは、いいことだと思います。それは長い人生のなかで、かけがえのない経験となるでしょう。

そういう経験を経たのちに『帰りたい』と思える、魅力のようなものを、この街に育ててゆくのが、私たち大人の役割ではないでしょうか。

いつでも、ここへ帰っておいで。と、笑顔で送り出してあげたいと想います。

そういう誰かの笑顔を、いつも胸に思い留めておいて欲しいと想います。『よし。今日も頑張ろう』と、顔をあげて、笑顔で歩いてゆけるように。