2019.04.11

東京の景色

こんにちは。浜松市南区の自転車屋さんbicycleNOUERCAFEです。

NOUERCAFEは、自転車のあり方を(私なりに)真面目に考えています。ビジネスの観点から語ってしまうと、つい『これからは〜の時代』とか『〜需要の拡大』とかの文言が溢れがちです。ですが、その前に取り組むべき課題も多いし、それを脇に置いたままでは車社会との対立が深まるばかりですし、事故で失われる命も減りません。

そんなことを日々想うすがら、先日、東京は青山通りを歩きました。メトロの外苑前を降りてしばらく歩いて目的地へ。

するとどうでしょう。片道3車線ある大きな通りを、実にたくさんの自転車が走っています。複雑に混み合った都心部や繁華街などとはまた違った光景なのでしょうね。場所が場所ですから、普段あまり目にしない、私のような車好きは『おっ』と後ろ姿を目で追ってしまうような、高級輸入車もすっ飛んでいくような道路の中をです。

その道を、ロードバイクもクロスバイクも、シティーサイクルも電動アシストも、みんな遠慮なく走っています。さすがに、前後に子供を乗せた自転車は歩道が中心ですが、ほとんどの自転車が、車道を快走してゆきます。メッセンジャーが多いのも東京の特徴でしょうか。

ショップの前には、お客さまや従業員のものと見られる自転車が、ガードレールに繋がれて止まっています。『警告』シールの貼り付いた自転車もあります。

これだけたくさんの自転車が、道路上に存在すると、それなりに課題も多いでしょう。見ていると、後方確認もせず、また合図もせずに車線変更する自転車もいます。

共存しているようにも見えますし、対立しているようにも見えます。

上手く共存してゆくために、何が求められるか。考え方のひとつは、運転してるのは人間だということです。つまり人付き合いのやり方と同じだということ。リスペクトして欲しければ、まず自分からリスペクトする。そういう行動が、基本になければいけないだろうと、私は思います。

自転車が、車社会に上手く溶け込むにはまだまだ長い時間がかかるだろうと思います。うまくいってるように見える欧米でも、やはり課題は多いのだろうと思います。人に迷惑をかけてはいけないと教えられて育った日本人には、特にそうだろうと思います。

叶うことならば、東京オリンピック・パラリンピックを機会に、自転車競技がやってくるこの静岡県は特に、何かが変わることを望んでいます。