2019.05.03

積み重ねること

こんにちは。浜松市南区の自転車屋さんbicycleNOUERCAFEです。

昨日、『断ち切ってはいけない』という話をしました。

ニュースを見ていたら、改元にともなう浮かれた世の中の影で、やはり、天皇制を批判する団体のデモも行われていたようです。その中で『三種の神器』を受け継いだことを戦前からの習わしであり憲法違反である、というようなコメントがありました。

が、これまでの上皇上皇后さまの成されてきたことを振り返れば、むしろ反対で、自らの過去が想起されるあものに向き合うことで、これからの自分たちの身のありようを律しているように思われます。

それから習えば、君主制の時代から受け継がれてきたものを、そのまま受け継ぐことによって、常に身を正してゆくことに繋がるのではないかと、考えられます。

きっと、今上天皇さまも古くから繋がる儀式に従うなかで、過去日本が歩んだ道をも思い出し、身を引き締める思いで皇位の継承を受けたものと想像します。

人はよく『歴史に学び』といいます。その歴史は、政治の道具にもされます。歴史認識とは何か、と問えば、引き継ぎ学び伝えてゆく、ことではないでしょうか。

塩野七生さんは『ローマ人の物語』でローマ時代の戦史を振り返るなか、成ってしまったものはくつがえせない。そこから何を学びどう行動するかが重要である。という内容のことを書いておられます。

私たち、一人ひとりの生き方も同じだろうと思います。起きてしまった事実は変わらない。たくさんの失敗や挫折を、積み重ねるようにして引き継ぎ、明日からの自分に活かしてゆくことが大事なのだろうと思います。

断ち切るのではなく、積み重ねる。実際に学び、修正を躊躇わない。

昨日に目を背け無理やり押し進むのが、もっとも危険なことと私たちは知っているはずです。

 

今日から、浜松まつりです。子供達の未来を祝い、たくさんの大凧が空を舞います。改元にふさわしい希望あふれるお祭りとなることでしょう。