2019.05.16

『ながら』行為の危険性について

こんにちは。浜松市南区の自転車屋さんbicycleNOUERCAFEです。

昨日千葉で発生した暴走事故。私も似たような経験があるので、学習事例としてお話しします。

状況は似ています。コインパーキングの出口。精算機の前で一旦停止。手にしていたのがチケットだったか、料金だったか、覚えていませんが投入口に手が届きませんでした。少し腰を浮かして手を伸ばせば届きそうだったので、左手をハンドルに掛け、バックレストに背中を付けて、(つまり、左足と左手と背中の3点を支持として)上体を持ち上げようとしました。その時、体のバランスを取るためでしょう、無意識に右足にも力が入ってしまって、アクセルを開けてしまったのです。右足はどこにあったかというと、(つま先で)ブレーキペダルを踏んでいました。しかし、踵はアクセルペダルの下あたりにあります。姿勢が崩れて、アクセルを一緒に踏んだんだろうと思います。

やや遠い記憶なので細かい部分は違っているかもしれません。

ものすごく慌てた記憶は、はっきりとあります。

以来、コインパーキングの出入り口で『機械が遠いな』と感じたら、必ず『パーキングブレーキ』を引いてから手を伸ばすようにしています。

改めて反省すると、運転行為以外のことを車内でする場合、ナビやエアコンの操作ぐらいはともかく、例えば停車中に助手席に置いたバッグに手を伸ばすとか、グローブボックスに手を伸ばすとか、不用意な事故を防ぐためには『パーキングブレーキ』を使う、『パーキングレンジ(あるいはニュートラル)』に入れる、などフェイルセーフ対策を取るべきなのかもしれませんね。

余談ですが、あの『チケット発行機』と『精算機』、どこへ行っても使いにくいと感じるのは私だけでしょうか。少なくともミニバンとハイトワゴンを除くセダン等の乗用車にとっては、随分と高くて遠い位置にあるような気がします。

もう一つ余談を。報道は、ドライバーの誤操作と結論付けてお終いにしないで、なぜそういうことが起きるのか、『3WHY』の姿勢で持って取材して欲しいと思います。

車の運転は、人のするものです。眠ってても移動できるなどという自動運転は、少なくとも一般道では、今の常識では全く想像もできないし信用もできません。

人は、ミスをする生き物です。決してゼロにはできません。そしてミスには必ず原因があります。そこのところ掘り下げて改善活動を起こす。その繰り返しでしか、安全品質の向上は望めない。というのが、私こと、昭和の時代に育ったオジサンの考えです。

自転車に乗る人も同じです。ヒヤリとした経験があれば、その場その時を思い出し、同じようなことがないように、大きな事故につながらないように、『ヒヤリハット』を潰す工夫をしてください。友人同士で『こんなことあったよ』と話し合うのもいいでしょう。『三人寄らば文殊の知恵』です。使える人はSNSもいいでしょう。知恵と工夫を活かしてこそ『人間』じゃないですか。ヒト以外の動物・植物だって、生きるための知恵は持っています。工夫する動物・植物だっています。

最近、重苦しいお話しばっかりで申し訳ありません。が、『なんでだろう』と考える姿勢は失いたくないと思っています。

最後に、明るい話題をひとつ。

今、ロードバイク系のパーツ・アクセサリの取り扱いを増やしてゆこうと取り組んでいます。僅かづつですが、そうした商品を手に取りながらおしゃべりの出来ることを楽しみにしています。また、この度BSアルベルトのご注文を頂きました。誠にありがとうございます。カラーは『ネオンライム』です。元気の出る色の自転車が、街に増えることは、たいへん喜ばしいことだと、私は思います。納車はこれからですが、どうか、この自転車で、楽しい思い出を作っていって欲しいなと想います。