2019.05.29

社長、そのデザインでは売れません!

という、タイトルの書籍が日経BP社から出版されていました。著者は川島蓉子さん。興味深く、面白く、そして共感・納得の内容となっています。

 

こんにちは。浜松市南区高塚町、街の自転車屋さんNOUERCAFEです。

 

東京都が発表した、日除けの『傘帽子』。みなさんは、どう見ますか?自転車好きなら、反応した方もいらっしゃるかと思うのですが、数年前、Giro d’ ItaliaかTour de Franceのどちらだったか?沿道の観客がみんなで被っていたのを覚えています。と、いっても子供ばっかりだったような気もしますが。

Giroならピンク、Tourならイエローですね。沿道に花が咲いたような光景で楽しさを感じました。

で、冒頭の書籍を思い出した次第です。

要は、『デザイン』なんだろうと思われます。オリンピックに熱中する人たちが思わず「被りたい!」って叫ぶようなデザインにできればいいのです。野球やサッカーの観戦客を見てください。家を出る時から、がっちり飾ってます。街も歩けば電車にも乗ります。そのノリでいけるようなデザインをいかに作るか。です。

日本人は、何かイベント毎でデザインをすると、とにかく『和の伝統』みたいなイメージを引っ張ってくるクセがありますよね。もう少しアレンジを効かせてもいいのでは、といつも感じています。それと、『機能性』にばかりこだわりすぎ。

小池知事は、グランドデザインには長けてると思うのですが、あの『傘帽子』は、日傘をそのまま頭に乗っけたみたいでイケてない感じがします。アイデアはいいと思うので引っ込めたりしないで、デザインだけ、もう少しイケてるものにしませんか?『あごひも』だって、(写真で見ただけの判断ですが)工事現場用ヘルメットのそれと同じに見えます。

デザインという言葉は、プロダクトデザインだけでなく幅広い意味で使われます。今、世の中で人気を得ている物や場所・事は、いろんな意味でデザインに優れているのだと思います。人々の感性は、供給する側が気付けないほどレベルが高い。自転車業界の片隅に身を置くものとして、心に留め置き、いつも問い直さなければいけないと、あらためて思う次第です。